匿名圏

みなさんこんにちはスタッフJです


すっかり寒くなりましたね


白銀の雪を見ていると


雪の白さもさることながら


すれ違う人、人、人


たくさんいるけど、ほとんど知らない人です


私との関係性が真っ白な人は


ほんとにこの連日降り積もる雪のようにたくさんです。


しかし世界中どこにいっても


誰かもわからない場所が広がる訳ではありませんよね


人が「誰も知らない」真っ白な存在になれる場所は


20万人の以上場所だと聞いたことがあります


人が減れば減るほど


いいところも、悪いところも丸裸になりがちなので


改めて真っ白な存在になるのは難しいことだと思います。


匿名、名もなき人。


逆を言えば覚えてもらう努力をしなければ


永遠に偶発性に頼った人間関係の向こう側には行けず


相手の中で自分のイメージを描きたてたり、壊したり、変更したりするような働きかけをしなければ


記憶から消されるかもしれません。


これはなにも不思議な話ではありませんね


人間はなぜ酒を浴びるほど飲みながら対話をするのか?


本当に大切な話はなぜ、タバコを吸いながら行われるのか?


人が人の心の中に土足で入りこむ以前に


胸のあたりの心の場所を探りながら


ドキドキという脈をとれなければ


自分から声をかけ関係することを諦めるという


行動もありがちな結末です。


酒の力による錯乱、喫煙室の閉鎖性


必要な話ですね


一瞬の出会いを、関係に結び付けるには


名乗らなければ誰の視界にも映らない私


人は一度みたもので動きのないものは実は見ていない


脳が記憶した過去を再生して心の映しているらしいですね


絶えずそこにいる温度を感じ


互いに笑顔になれる、笑顔にできる心持があれば記憶に残り


消えることはないのかもしれない


と雪降る夜に思うのです


やわらかい降りたての雪が服についた


肩を眺めると綺麗な雪の結晶そのものの形をした雪でした


たくさんの雪のなか、私の体にベッタリと張り付いてきた雪だから


その雪の姿を記憶に強烈にとどめたのかもしれません。


美しい雪は人生の中で何度も見ましたが


夜夢見る前


まぶたに映るほど記憶に残る雪は、体に張り付いたその雪だけでした。


忘れてもらいたい。覚えてもらいたい。


人の気持ちは複雑ですね。


J

by art-ma-network | 2012-12-26 22:04 | スタッフのひとこと | Comments(0)